2010年~2014年の夏(7~8月)のダート戦に注目してみると、特定の血統(種牡馬)の単勝を買い続けることで勝てることがわかっています。条件は新馬~重賞まですべてで、血統が同じなら「単勝を漏らさず勝っとけ」ということになります。ちょっと詳細を見てみましょう。
サウスヴィグラス産駒 単勝回収率104%
【35-27-24-228/314】
過去5年で314頭いた該当馬のうち、35頭が優勝し単勝が当たっています。勝率で言うと10%を超えるぐらいですね。ちょっと年別で詳細を見てみます。
2014年【12- 6- 9-74/101】回収率108%
2013年【10- 7- 6-50/ 73】回収率104%
2012年【 4- 4- 1-37/ 46】回収率200%
2011年【 4- 4- 2-42/ 52】回収率60%
2010年【 5- 6- 6-25/ 42】回収率42%
産駒の数が安定していない2010年、2011年は数字にムラがあります。2012年は7月に10番人気のドナリサが優勝し、単勝70倍が当たっており、これが貢献しているところが大きいです。
ところが、2013年と2014年を見てみると、該当馬の頭数も増えてきて、さらに回収率も落ち着いて100%を超えてきています。
内容を見てみても、2ケタ人気となるような人気薄の馬が突っ込んで回収率を上げていることは無く、ほどほどの人気(3~6番人気くらい)の馬が、タイミング良く優勝を果たしており、回収率に貢献しています。
年々頭数が増えてきているのは上記の表からもわかるとおりですが、この流れなら2015年の夏もサウスヴィグラス産駒の単勝ベタ買いは通用しそうです。
次回はほかの血統に迫ります。