4月には3週間だけ福島競馬場で競馬開催が行われることになっています。
いつもなら血統に注目するところですが、メイン4場(東京・中山・阪神・京都)以外のいわゆるローカル開催では、特有の騎手が稼ぎどころとしている部分があるので、今回は騎手にスポットを当ててみたいと思います。
条件は以下の通りです。
■過去5年の福島・芝2000m(4月のみ有効)
3月も中盤に差し掛かり、そろそろクラシックも見えてきました。当然G1レースは見ていて面白いですが、その裏開催とあって脚光を浴びづらい競馬場でのレースでも可能なら稼ぎたいものです。ピッタリの騎手がコチラ!
騎手:吉田隼人 騎手
【8-6-8-18/40】単勝回収率166%
この吉田騎手、2015/03/13現在のリーディングでは45位となっており、コメントしずらい位置取りにいますが、昨年(2014年)は18位までリーディングを伸ばしていますから、どこかで勝鞍を伸ばしていることになります。
それこそが福島競馬場と新潟競馬場なのです。2014年の全52勝のうち、実に24勝を新潟・福島で挙げており、この2場においてはいずれも単勝回収率が100%を超えています。
そして今回のデータで使用した福島・芝2000mでは複勝率が55%にも上り、複勝回収率も123%をマークしています。
これはつまり、福島・芝2000mなら吉田隼人を買っておけ、ということになりそうですよね。
ここで条件を広げて芝2000m以外のコースでの成績を見てみます。
騎手:吉田隼人 騎手
- 4月全成績【35-25-20-143/223】単勝回収率139%
- 4月・芝【20-16-20-74/130】単勝回収率106%
- 4月・ダ【15-9 -0- 69/93 】単勝回収率184%
これは素晴らしいの一言ですね。ご覧のとおり、過去5年間の吉田隼人騎手は、芝・ダートの種別、そして距離を問わずにベタ買いで回収できていたことがわかりました。
芝・ダートで分けると芝が106%と少し弱く、ダートが184%ととがった数字になっていますが、これは60倍台の穴馬を優勝に導いたところが大きそう。
それでも福島で圧倒的な実力を見せ付けているのは間違いありませんし、もはや彼は「福島専用機」と呼べるだけの技術を発揮してくれそうです。
と言う事で、4月の福島開催は「吉田隼人」騎手を単勝でベタ買い決定です!