次はシニスターミニスター産駒を、夏(7~8月)のダート戦でベタ張りして勝つ、について書いてみます。
シニスターミニスター産駒 単勝回収率167%
【15- 7- 9- 60/ 91】
全91頭いるシニスターミニスター産駒の馬が、夏のダートに出走して15頭が優勝しており、勝率は16.5%ほどとなっています。年代別の詳細を見てみます。
2014年【 5- 1- 5- 21/32】回収率111%
2013年【 6- 3- 3- 24/36】回収率165%
2012年【 3- 3- 1- 15/22】回収率166%
2011年【 1- 0- 0- 0/ 1】回収率2040%
前回のサウスヴィグラスと比べて圧倒的に分母が少ないのがシニスターミニスターの特徴です。
そんなにレースに出てくる機会は多くないということですよね。ただし回収率は優秀です。日本の競馬で走るようになった2011年は度外視するにしても、2012年以降は安定して少ない数で出走馬がそろっており、2割を超える高い勝率で回収率にも貢献しています。
優勝して回収率に貢献している各馬も、そのほとんどが5番人気以内と人気サイドにも関わらず、回収率が100%を超えているのは大したもんです。
まだ競馬で使われるようになって3年めの血統なので、2015年も安定して供給される種牡馬と思われます。狙い目かも知れませんね。